Wi-Fiを利用したデータ転送システム

当システムの全体像を上図に示しています。昨今の交通車両（電車、バスなど）はコンピュータで管理されていて、その車両情報やトラブル及び運行情報などは、車両のコンピュータのメモリーカード等に保管されています。

当システムでは、運行を終了した各車両が構内に戻ってきた時点で、その車両IDを認識し自動でその日の運行状況を把握します。さらに、トラブル情報を構内のwifiアクセスポイントを使って自動的にサーバに吸い上げることで、管理者は自分のパソコン上で各車両の情報を一元管理することが可能となります。

当システムの詳細特長を下記にて列挙します。

・通常は構内で管理する台数分のモバイル通信回線費用の契約となりますが、必要構内のwifiネットワークを使用しているため、LTE回線などのモバイル通信費がかからない

・今までは各車両ごとにコンピュータが格納されているパネルを開けてメモリーカードから、データを吸い上げるため車両台数が多いと作業者の手間が膨大でしたが、これを自動化することで作業時間の効率化を実現

・各車両の情報はサーバにて一括管理されるので、トラブル解析やメンテナンス計画の有効なデータとして利用ができる

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